マウスピース矯正について教えて!

                
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最近、マウスピース矯正についてよく聞かれるので、今日は、マウスピース矯正に関する皆さんからの質問にお答えしようと思います

 

Q1. マウスピース矯正とはどのような治療方法ですか

マウスピース矯正にはいくつかの手法がありますが、その1つとして、

歯型をパソコンに取り込み、理想的な歯並び・咬み合わせになるようパソコン上で少しずつ歯を動かしながらシミュレーションし、段階的にそれに合った複数の透明なマウスピースを作成。これを患者さんに順番通り使用してもらって歯を動かしていくという方法があります。

 

西岡矯正歯科医院でのマウスピース矯正の症例を見てみましょう

患者さんは成人男性。「すきっ歯と出っ歯が気になるということで来院されました。

シミュレーションの結果、上下23セットのマウスピースが必要となりました。

マウスピースを2週間、決められた通りに装着し、きちんと歯が動いたら次のステップのマウスピースをまた2週間装着します。これを23セット分行いました。

この患者さんはとても真面目に装置をつけてくれたので、当初の予定通り、1年で治療が終了しました

 

Q2. 誰でもマウスピース矯正を受けることは可能ですか

受けること自体は可能です。しかし、マウスピース矯正では60点〜80点の結果しか得られないような症例も多くあります。僕は100点の結果に仕上げたいので、そうした症例の患者さんにはマウスピース矯正ではなく、ブラケットとワイヤーを用いた治療をお勧めしています。

多くの矯正歯科医院において、ブラケットとワイヤーを用いた矯正治療が主流であるのもこのためだと思います。

しかしながら、装置は日々進化しているので、将来的にはマウスピース矯正が適応する症例は増えるでしょう

僕ら矯正歯科医としても、マウスピース矯正の方が、細かい作業を必要とするブラケット治療よりも診療がずっと楽ですからそうなるといいなぁと思います。

 大切なことは、マウスピース矯正でも100点に近い結果が得られる症例なのかどうかをきちんと診断する能力を持ち、必要な場合にはブラケットなどで修正する技術を持った矯正歯科医に診てもらうことだと思います。

 

Q3. マウスピース矯正の利点はなんですか

  • 目立たない!
  • 取り外しが可能であり、歯みがきがしやすい

 

Q4. マウスピース矯正の欠点はなんですか

  • 装置をはずしている時間が長いと、歯が動かない。後戻りをする

 

マウスピースは基本1日20時間以上装着していないといけないので、食事をする時には外し、食事が終わると歯みがきをしてすぐにまた装着しなければいけません

飲み会などで装置を外している時間が長くなると、歯が動かなかったり、せっかく動いていた歯が後戻りをして前のステップに戻らなければならなかったりするので、治療がなかなか進まず、矯正の期間が長くなってしまいます。またそうした場合、歯にとっても行ったり来たり余計な力がかかってしまうのでよくありません。

このため、マウスピース矯正の場合は特に、患者さんの協力度が治療成功の大きな鍵となります。

 

いかがだったでしょうか

矯正治療の装置を選択する場合には、いろいろな情報を元に、自分に一番合った装置を選択することが大切ですね

 

 

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